こんにちは。院長の波木です。
私は、かなり偏ったクラシックファンなので、
購入したCDも偏っています。
自分がピアノを長く弾いていたこともあり、
ほとんどは鍵盤楽器のCDです。
最初は、ショパンなどのロマン派から入り、
近代(ラフマニノフなど)→古典(モーツァルトなど)
→バロック(バッハなど)という順にハマって行きました。
特にJ.S.バッハの曲は(未完成の曲以外は)、
ピアノによる録音だけでなく、チェンバロ、オルガンを含め、
作曲された作品のほぼ全てを持っています。
J.S.バッハについて
最初のきっかけは、幼稚園の頃に弾いたバッハの作品
(後に他の作曲家の作品と判明)。
子供ながらに心に刺さったのでしょう。
何度も何度も繰り返し同じ曲を弾いていました。
しばらく、そんな事も忘れていたのですが、
ある有名な映画の印象的なシーンで使われた
グールド(グレン・グールドというピアニスト)の
ゴルドベルグ変奏曲BWV988を聴いて、バッハ熱は呼び覚まされました。
それまで、変奏曲(作品の形式のひとつ)には、
ほとんど興味がなかったのですが、
この作品は、冒頭のアリアから、
エンディングのアリアまでのストーリーを、
30の変奏を通じて「穏やかに」「しなやかに」、
「押し付けがましくなく」つづって、
最後に「軽やかに」完結させるという大曲。
その中に、バッハらしいあり得ないくらいのこだわりが
ぎっしりと詰め込まれています。
変奏曲の醍醐味を初めて知りましたし、
バッハの偉大さをあらためて認識しました。
それから現在まで、彼が作曲した鍵盤作品の全てを追求して聴き続け、
今に至るわけです。
診療中のBGMで使用している楽曲の7割くらいはバッハの曲でしょうか。
巨匠や若い演奏家の新しい録音が出て、それをチェックする。
『音楽の父=バッハ』への飽くなき探求は、
演奏家にとっても、愛好家にとっても、
終わりの訪れない永遠の楽しみなのです。
カノンデンタルクリニック
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