こんにちは。院長の波木です。
私が鍵盤楽器とその演奏曲のマニアだという事は
以前お話ししましたが、
その次に好きな楽器が「リュート」です。
現代の楽器ではなく、
ルネッサンス期やバロック期に繁栄した、
ギターの原形のような楽器です。
リュートについての詳細はウィキにて。
https://ja.wikipedia.org/wiki/リュート
「シチリアーナ(作者不詳 16世紀イタリア)」
https://youtu.be/pIQzQGXVecE?si=N5XcfBSXH7xhszf1
私がリュートに惹かれたきっかけは、
つのだたかしのリュート演奏。
カゴメの「アンナ・マンマ(AnnaMamma)」の
CMに使用されたことで有名になった曲といえば
おわかりの方も多いはず。
心にしみ渡る素朴で懐かしい響き。
ジョン=ダウランドの代表作「涙のパヴァーヌ」
https://youtu.be/ZayFB2A950U?si=O6eS0Qk880kG-oLF
ルネッサンス期の曲調、音量が小さく響きが豊かで
繊細なリュートの演奏が素晴らしい。
ロック歌手スティングも自身がリュートを練習し、
リュート伴奏による録音をしています。
https://youtu.be/PM2efKgXGvA?si=jAqgZcRUvOz1oF9K
「グリーンスリーブス(イングランド民謡)」
https://youtu.be/NZcNzzrDYcE?si=3woPY6lgQS3xlsNo
バッハの作品には、リュートに向けた作品があり、
同時代のドイツの作曲家でリュート奏者の
ヴァイスとの競作作品もあります。
バッハ「Prelude BWV 998」
https://youtu.be/J4rzSTtO0Ng?si=jfdHSU7DOoWnpUmC
しかし、バッハを含めた
バロック期以降の古典派時代になると、
次第に演奏されることも、曲が作られることも無くなり、
廃れてしまいます。
そして、20世紀の初頭の
歴史的な楽器への関心の高まりによって
リュートは復活。
20世紀後半の古楽復興によってさらに加速され、
現代に至ります。
最近では、音大でリュートを教える科が出来て、
リュート奏者や、リュート作製する工房も増え、
演奏会やライブも頻繁に行われています。
私が良く行く船橋のジャズバー「コクリコット」でも
月に一度ほどリュートのライブがあります。
Jazz Bar coquelicot (coquelicot-jazz.com)
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カノンデンタルクリニックでは、
特に夏の暑い時期にリュート曲を流す事が多いです。
リュートの音色は、温かみに溢れていますが、
私は同時に涼やかさも感じていて、
汗ばむ夏場の癒しになるのではないか、
と思っています。
みなさんはリュート演奏を聴いてみて、
どんな感想を持ちましたか?
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