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キウイフルーツ

こんにちは。院長の波木です。

 

私が住む鎌ヶ谷市や周辺の船橋市、白井市、松戸市、市川市では、
梨園やぶどう園が昔からたくさんあります。

 

そのほかにも、とうもろこしや栗、さつまいも、
落花生、いちご、ブルーベリーなどが栽培され、
近隣のスーパーには地元産の野菜や果物が並んでいます。

 

梨の時期になると、街道沿いにはのぼりが立てられ、
即売所があちこちにできます。

 

そんなある日、白井市でキウイフルーツののぼりを見つけました。
40年も住んでいる地元でありながら、
キウイが作られているなんて思いもしませんでしたし、
そもそもキウイに旬がある事も知りませんでした。

 

 

その時に購入したのは、「ヘイワード」という品種。
「ヘイワード」は、グリーンキウイの代表的な品種であり、
世界中で広く栽培されています。

 

特徴としては、果皮にうぶ毛が密集しており、
果肉は鮮やかな緑色でジューシーな食感を持っています。
甘味と酸味のバランスが絶妙で、香りも爽やか。

 

果実は比較的大きく、100~130グラムほどのサイズで、
食べ応えがあります。

 

 

緑が濃く、味も輸入物のキウイに比べると深いのが特徴的。
凝縮感が強く、酸味は少なく、果汁が溢れる。
今まで食べてきたキウイの概念が変わるくらいの衝撃を感じました。

 

〜キウイフルーツについて〜

 

マタタビ科マタタビ属の温帯の果実で、秋に実る。
中国に分布するオオマタタビから
ニュージーランドで改良されて作出された栽培品種。
果実は産毛のような細かい毛が生えている。

 

栄養的には、ビタミンCを多く含む
グリーンキウイの可食部100gあたりのビタミンC含有量は約71mg、
食物繊維は2.6gが含まれる。
そのほか、カリウム、マグネシウム、葉酸を含む上、
カロリーが少ない点でも優秀な果物と言える。

 

キウイフルーツという名称は、
ニュージーランドからアメリカへ輸出されるようになった際、
ニュージーランドの国鳥である鳥の「キーウィ(kiwi)」に因んで
1959年に命名された。
(果実と鳥の見た目の類似性から命名された訳ではない)

 

日本では、ニュージーランド産、チリ産、アメリカ産のキウイが
通年輸入されている。
国内での栽培は、温州みかんなどの柑橘類の転作作物として始められた。
愛媛県、福岡県、和歌山県、香川県などで栽培され、
10月から4月に出回る。

 

注)キウイフルーツは、アレルギー発症頻度が高く、
食物アレルギー実態調査では、果物の中で1位を占めています。
アレルギーの主抗原は主にアクチニジンというタンパク質で、
グリーンキウイに多く、ゴールドキウイには少ないという傾向があります。 

 

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今年秋、キウイとの再会が訪れます。
近くの梨農園で、キウイが販売されているという情報を得て、
買いに行ってみました。

 

船橋のアンデルセン公園付近の農園と、三咲駅付近の農園では、
「紅妃」「レインボーレッド」という品種のキウイが
販売されていました。

 

「紅妃」は身の中心部が赤くなっている珍しい品種で、
この色味が大きな特徴となっています。
糖度が高く、甘くて美味しい一方、
緑や黄色のキウイと比べ病気に非常に弱く栽培が大変難しいため、
栽培している農家も少ないそうです。

 

「レインボーレッド」は表面に毛がなく、酸味が少なく、
その甘さが最大の魅力です。
果肉が黄緑色で真ん中は鮮やかな赤色。

 

(上が紅妃、下がレインボーレッド)

 

あまりの甘さにびっくりして、たくさん買って、
あちこちに配ったほど。
このふたつの品種は、その希少性から
「幻のキウイ」と呼ばれているそう。

 

船橋市でキウイは市内17軒の農家で栽培されていて、
栽培面積の3haは県内1位。
キウイを栽培する多くは梨の農家で、
梨を栽培するときに使用する
「梨棚」を生かして栽培することができるため、
梨栽培が盛んな船橋市では、
キウイ栽培を始めやすい環境にあります。

 

キウイは、自然のままでは完全に熟していない状態で収穫されるため、
農園では、追熟をしたものと、未追熟の物を販売しています。

 

エチレンという成熟ホルモンが作用することで追熟し、
食べることができるようになります。
リンゴ(ジョナゴールド、津軽、王林)からエチレンガスが発生するので、
自宅で追熟させる場合は、レジ袋にリンゴとキウイを一緒に入れて閉じ、
常温で1週間程度置いておけば追熟できます。

 

追熟の効果で、デンプンが糖分に変わり、甘さが引き立ちます。
果肉が柔らかくなり、食べやすくなり、
酸味が和らぎ、豊かな風味が楽しめます。

 

11月に入ると、「アップルキウイ」「香緑」という品種が出てきます。

 

(左が香緑、右がアップルキウイ)

 

一般的なキウイ(ヘイワードなど)は縦長ですが、
「アップルキウイ」は、リンゴのような丸い形をしています。
見た目には皮の産毛が少なく、つるんとしています。
果肉は、緑色から完熟すると黄色に近くなっていきます。
果汁が豊富で、酸味が少なく、糖度は平均12度

 

「香緑」は、香川県で「ヘイワード」の偶発実生から、
特に糖度の高いものを選抜し、育成した品種です。
美しい濃緑色の果肉を持つキウイは、
「香緑(こうりょく)」と命名され、品種登録されました。
俵型の外観とエメラルドグリーンの果肉と、
濃い味、ジューシーな食味が特徴。

 

(キウイ栽培販売をしている農園)

 

 

紹介した品種のほか、「甘うぃキウイ」「幸夜香」「さぬきゴールド」
「ミコスイート」「紅心」などがあります。

 

同時に購入して食べ比べてみるのも面白いでしょう。

 

近隣のデパートやスーパーで、ごく稀に販売していますが、
直売所に行って購入する方が確実です。

 

ただし、午前中に売り切れてしまうことが多いので、
平日の朝に買いに行かれることをお勧めします。

 

 

 

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